「彼との喧嘩?…したことない!」心が広い仏女子が唱える「魔法の呪文」とは
世の中には、二種類の彼女が存在する。
彼と喧嘩をする彼女と、彼と喧嘩をしない彼女だ。
なんて、当たり前のことをかっこよく言ってみただけなんですが、そう考えると不思議だと思いません?世の中には「彼との喧嘩なんてしたことない」と豪語する女性たちが確かに存在します。
そんな仏のような彼女たちが普段どんな思考性を持って生きているのか、川口がインタビューをして共通点を洗い出しました。
結果わかったのは、彼女たちは聖人君主でもなんでもなく、ただ誰でもできる、発想を変える呪文を知っていただけ、ということでした。
writer:川口美樹呪文その1「怒りはわたしを大切にするチャンス」生きていれば誰だって「イラっ」とすることはあります。
問題は怒りの感情との向き合い方です。
怒りは、価値観だったり人だったりの「自分が大切にしているものを毀損された」時に出る感情です。
ということは、ムカっとしたときは、「自分がなにを大切にしている人なのか」を知るチャンスでもあるんです。
そして自分がその大切なものを大切にすることに集中すれば、怒りは自然と消えていきます。
呪文その2「すれ違いは彼を深く知るためのチャンス」恋人に対して「なんでこんなことするの?」「なんでそんなこと言うの?」と感じるのは、二人の価値観が違うからです。
別れた理由を聞くと、多くのカップルは「価値観が違うから」と言います。
しかし、価値観の違いを理由にして別れるうちは恋愛を長続きさせることはできません。
人の価値観には、それが形成されたストーリーやキッカケ、人間関係が存在します。
どういう過程を経てその価値観が形成されたのかを理解しようとすれば、自ずと彼の深いパーソナリティに触れることになります。
相手の価値観に触れたいときは、1、「わたしはこういうときこう考えるんだけど、〇〇君はどう考えるの?」2、「わたしがこういう考え方になったのはこういうキッカケがあったからなんだけど、〇〇君は何かそういうキッカケとかあった?」なんて聞いてみると、彼の意外なストーリーが聞けるかもしれないですよ。
呪文その3「彼に求めてしまうときは、自分の愛情を試すチャンス」もしあなたの頭の中に「わたしはこれだけ与えているのに、彼からは何もない」という発想が少しでも浮かんでいるなら、それは「与えていない」ということ。
返してもらうことを前提にした愛は、無償の愛ではなく、GIVE&TAKEの「取引」です。
愛情を返してもらいたいという下心がある状態での親切心は、仮に取引が成立したとしても、あなたが与えた以上のものは返ってこないですし、彼に「与えられたら返せばいい」という思考性を埋めつけてしまいます。
「もっと構って欲しい」「察して欲しい」「好きって言って欲しい」そんな風に彼に求めることが多くなったときは、自分が本当に下心なしに彼にちゃんと愛情を与えているのか、それを見つめ直すいい機会なのです。
仏女子に共通するたった一つのマインド仏女子たちは口を揃えてこう言います。
「相手が何かしてくれるとは思っていないし、相手が何もしてくれない人でも、自分が何かをしたくなるほど好きな相手だから付き合っている」と。
仏女子たちは、彼にいい意味で期待をしていません。
期待をしていないから、彼が何かをしてくれた時の喜びが大きくなり、何をしてくれなくても幸せな気持ちでいることができるのです。
「彼が何も与えてくれない恋愛なんて無理!」そう感じた人もいるかもしれません。
でもその恋愛をやっているうちは、恋を卒業して愛の極楽浄土に招待されることは絶対にないんですよね。
(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)