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4つの原因別に専門医が伝授「セルフケアで切らずに痔を治せる」

お尻の悩みはついやり過ごしてしまいがち。

だが、生活習慣を見直せば改善できるケースも多い。

重症化する前に対策を!「『痔は切らないと治らない』と思っていませんか?これは大きな間違い。

たとえ手術で症状がよくなっても、毎日の生活習慣を変えない限り、痔は繰り返してしまいます」そう話すのは、平田肛門科医院院長の平田雅彦先生。

これまで生活習慣の指導をメインに、痔に悩む多くの患者を救ってきたスペシャリストだ。

新著『38万人を診た専門医が教える自分で痔を治す方法』(アチーブメント出版)では、痔のセルフケアを指南している。

「痔は、便秘や冷えなどが原因で肛門付近に起こる炎症をきっかけに発症します。

さらに現代人は座る時間が長いためお尻に負担がかかりやすく、いまや日本人の3人に1人が痔をもっている、いわゆる“痔主”だといわれています。

とくに女性は生理によるホルモン変化や、妊娠・出産が原因で男性より痔になりやすい。

実際、私の患者さんの7割は女性です」平田先生に、女性に多く見られる生活習慣の悩み別に対策を解説してもらった。

■便秘型〈痔を引き起こす理由〉刺激物である便をため込むと肛門に炎症が起きやすくなる。

… : さらに排便時に強くいきむと肛門の粘膜が傷つき、痔の原因に。

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