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ツライときの応急処置! 下痢、便秘の悩みに効くツボは…

腸の不調は、様々なカラダと心の不調の源に。

腸周辺のツボマッサージやリンパへのアプローチなどによるケアをお悩み別で紹介します。

便秘、肌荒れ、むくみなどのトラブルを解決して、心身ともにすっきり健康に。

下痢:どうにもならない、緊急事態を解消!腸がけいれんを起こし、通常より腸の動きが加速してしまうことで下痢になる。

冷えや、食べたものが原因で起こる場合はもちろん、ストレスが原因の下痢にも有効な方法。

腸を温め、リラックスさせることをイメージして。

【マッサージ:けいれんしている腸を、温めるようにさする】「関元」のあたりにアプローチ。

手のひらでくるくる回しながらさする。

優しくツボを温めるイメージで。

呼吸はなるべくゆっくり。

縦にさすってもいい。

【エクストラケア:急な痛みをなんとかしたい時に即効性あり】手の甲にある、その名も「下痢点」と呼ばれるツボ。

下痢の急な痛みの緩和にも効果がある。

中指と薬指の骨が交わる部分の窪みの少し上。

親指の爪を立てツボに押し当てる。

便秘:硬く張っている腸を緩め、ぜん動運動を促進。

大腰筋は腸の働きに重要な役割を果たす筋肉。

そこで腸をほぐしてぜん動運動を刺激しながら、付近にある大腰筋と腸骨筋も柔らかくするマッサージを。

また、便秘だと太ももの外側が張るので、叩いてほぐそう。

【マッサージ:便を押し出して、腸腰筋もしっかりほぐそう】両手の親指以外の4本の指の爪を合わせるようにMの形を作る。

腸のラインをイメージし、右の「府舎」~右の「大横」~左の「大横」~左の「府舎」の順に指の先端を使い、腸を押しながらほぐす。

まっすぐ押さず、体の内側に向かって指を差し込むように。

【エクストラケア:腸に対応する、左右の太ももをぽんぽん叩く】内臓と反射した関係にあるとされる太もも。

便秘の人は太ももの外側が張っている場合が多い。

そこで拳を使い、ぽんぽんと叩きながらほぐす。

左側は膝から脚の付け根あたりまで、右側は上から下に向かって行う。

消化不良:胃の元気を取り戻せば、腸のパワーも復活。

胃もたれや食欲がないなど、胃の消化力の減退は腸の健康状態を悪化させる原因のひとつ。

そこで、胃の消化機能をアップさせるツボをゆっくり刺激。

また、顔のコリがほぐれると唾液がしっかり出るようになり、消化力も上がる。

【マッサージ:3つのツボを刺激して、胃腸の働きを改善】「中カン」、左右の「梁門」の3か所を刺激。

両手でM字を作り、ツボに両手の指の先端を当て、ゆっくり押し回す。

息を吸い、指を押し込みながらゆっくり吐くを繰り返す。

硬くなった胃腸が緩んでいくようイメージして。

【エクストラケア:唾液をちゃんと出し、消化力をサポート】歯をグッと噛みしめた時に両頬が一番盛り上がる場所を、人さし指と中指の2本でくるくる回しながらほぐす。

コリがほぐれると唾液が出やすくなる。

石垣英俊さん鍼灸師。

『神楽坂ホリスティック・クーラ』代表。

東洋医学を学ぶ「ナーチャ」校長。

著書に『コリと痛みの地図帳』(池田書店)など。

ブラトップ¥4,000タイツ¥6,500(共にナイキ/ナイキカスタマーサービスTEL:0120・6453・77)※『anan』2018年7月25日号より。

写真・中島慶子スタイリスト・白男川清美ヘア&メイク・高松由佳モデル・田中シェン取材、文・板倉ミキコ(byanan編集部)この記事もおすすめ「まるでファンデーション! 常識破りの香水がデビュー」>>関連リンクカラダと心の不調を改善!「腸マッサージ」で狙うべき10ツボまるでファンデーション! 常識破りの香水がデビュー【開発秘話】過酷な夏に あのブランドの“ジェリー”で強力ガード女医10人がオススメ! 腸のお悩み別ドリンク&サプリイライラの原因は腸内環境の乱れ!? 腸と脳の意外な関係…

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