美味しそうでしょ?これ、Amazonの格安「アイスクリームメーカー」で作ったんです
冷たい口溶けのアイスクリームがおいしい季節です!お気に入りをストックしている方も多いのでは?でもアイスクリームメーカーがあれば、作りたてのフレッシュアイスを自宅で食べられますよ。
そこで今回はアマゾンでランキング上位、リーズナブルに買える貝印の2製品に注目。
容量たっぷりのお兄ちゃんとコンパクトな弟分、使い勝手や仕上がりを比べてみました!アイスクリームメーカーがあれば簡単に出来たてが味わえますアイスクリームはお店で買うものと思っていませんか?アイスの材料は実はとてもシンプル。
基本は卵、生クリーム、牛乳、砂糖です。
これがあれば自宅でフレッシュなアイスが作れるんですよ。
それに、大げさな機械は必要ありません。
アイス作りに肝心なのが、固まり始めたアイスをかきまぜる「かくはん」という作業なんです。
1回作るのにだいたい5回くらいは状態を見ながら、空気をまぜこむようにしてかくはんする必要があります。
これがうまくできるかが、おいしいアイスになるかの決め手です。
アイスクリームメーカーがあれば、これを全部おまかせできます。
セットしたらあとはおいしくできるのを待つだけです!アイスクリームメーカーには大きく2種類ありますアイスクリームメーカーは大きく分けて2種類。
冷やす機能があるかないかで分かれます。
冷却機能がないタイプは、あらかじめ冷凍庫で保冷ポットを冷やしておき、そこに材料を入れて作ります。
お値段が比較的リーズナブルですが、前もって8時間くらいは冷蔵庫で容器を冷やしておく必要があります。
容量は少なめのタイプが多いようです。
もうひとつは、本体に冷却機能がついているタイプです。
事前に冷やしておく必要がないので短時間でアイスができますが、お値段が高めになるのがネックといえます。
こちらは一度にたくさん作れるタイプが多いようです。
今回ご紹介する貝印の2製品は、前者の冷却機能がないタイプ。
リーズナブルで手軽に自作のアイス作りができますよ。
では、アマゾンで売れ筋の貝印の2製品を見てみましょう!アマゾンでアイスクリームメーカーを見ると、ランキングの上位に貝印の2製品が入っています。
ベストセラーになったのは「DL-5929」。
小型タイプで2000円ちょっとで買えます。
もう1つも上位ランクインの「DL0272」。
6000円弱で容量大きめです。
現在では3位と4位という順位ですが、定番の製品であることは間違いありません。
どちらも冷却機能のないタイプで、容量以外はそれほど変わりません。
実際買うならどちらがよいのでしょうか…?同じく売れ筋のアイリスオーヤマの製品も含めて、3製品を比較してみましょう。
弟分のDL-5929はかわいくてコンパクトですまずは貝印の小型タイプ「DL-5929」から見てみましょう。
特徴はなんといってもコンパクトさです。
保冷ポットの大きさはは直径16cm×高さ10.5cm。
外見もコロンとしてかわいらしいです。
貝印アイスクリームメーカーDL-5929実勢価格:2062円サイズ・重量:163×150×163mm・約1135g最大使用容量:300mlコードの長さ:約1m保冷ポッドを14時間ほど冷やしたところへ、レシピ通りの材料を入れて調理開始です。
10分後です。
順調に固まり始めています。
20分ほどで完成。
このあとご紹介する貝印の大型モデルと比べると、少しだけ柔らかめの仕上がりでしたが、ムラもなくしっかりとアイスになっていました。
お兄ちゃんのDL0272はたっぷり作れるのが魅力です次は貝印の大型タイプ「DL0272」です。
容量は600ml、一度にたくさん作れることがメリットです。
保冷ポット(直径約21cm×高さ約15cm)を冷やす時間は10~18時間以上となっています。
貝印アイスクリームメーカーDL0272実勢価格:5980円サイズ・重量:24.5×23.5×21.7cm・約2.3kg最大使用容量:600mlコードの長さ:約1.7m保冷ポットを16時間ほど冷やした状態で、レシピ通りに開始です。
こちら10分後の状態です。
大型サイズなので予冷時間が長いですが、そのぶん冷却能力は十分。
強力に冷えて固まります。
完成予定時間よりも早くかたまり、マシーンは途中でカクハンをやめてしまうほどでした。
13分後に完成です。
ムラのないアイスができました。
ヘリにくっついたアイスをすくうのもけっこう楽しいです。
気になったのは、材料投入口がついている点です。
アイリスオーヤマの製品にもついているのですが、「かえって洗い物の手間が増えるかもしれません」と料理家の風間章子氏も指摘していました。
アイリスオオヤマは出来あがりにムラがありました比較のために、アイリスオーヤマの製品もテストしてみました。
爽やかなミント色で、サイズ感は小型貝印とほとんど同じですが、お値段はさらにお安いです!アイリスオーヤマアイスクリームメーカーICM01実勢価格:1480円サイズ・重量:幅約14.6×奥行約14.6×高さ約16.2cm・約1kg最大使用容量:200mlでも、仕上がりは今一歩というところでした。
今回のテストでは、かき混ぜ棒が届かなかった所の材料がそのまま残ってしまい、アイスの出来上がりにムラが…。
また、貝印の大型タイプと同じく材料投入口がついていますが、そのぶん洗う手間が増えてしまいました。
大事なのは「予冷」!これだけは忘れないでくださいここまでアイスクリームメーカーをご紹介してきましたが、今回の3製品ともに共通なのが「冷却機能がないタイプ」の製品だということ。
つまり、保冷ポット部分を冷凍庫で冷やして使います。
ここを見落としてしまうと使いたくても使えない事態となるので、下記の2点をぜひご注意くださいね。
予冷時間最低でも8時間は、冷凍庫に「保冷ポット」を入れる必要があります。
今回のテストで貝印の製品は、12~14時間冷やして使いました。
もし週末に家族でアイスクリームを作ろう!ということで購入する場合は、到着してからの予冷の時間も考えて、早めに購入されることをおすすめします。
冷凍庫のスペースまた、もう1つ大切なのは冷凍庫のスペース確保。
冷凍庫がギュウギュウだと保冷ポットが入りません。
アイスを作ろうと思ったときは、スペースの事前確認もお忘れなくお願いします。
貝印の兄も弟もどちらもおいしくできました今回の貝印の2製品では、結果としてどちらもおいしくでき、構造による味の差はみられませんでした。
それぞれレシピが違い、味の差は出ましたが、それはそのままレシピの差のようです。
また、レシピは自分好みに調整してもOKです。
料理家の風間章子さんも「牛乳を減らすと濃厚な旨味が出て、砂糖を多めにすると生クリーム感を減らせます」とのことです。
カスタマイズできると自分で作る楽しみが増えますよね。
[結論]味に大差がないなら使い勝手のいい小型がおすすめ!結論からいえば、貝印の2製品に仕上がり面での差はそれほどありません。
使い方も、それぞれの製品のレシピに載った材料を冷やしたポットの中に入れ、ボタンを押して約20分で完成します。
味がほとんど変わらないのであれば、予冷ポットを入れておく冷凍庫のスペース問題を考えても、小型の貝印を選ぶのがベターではないでしょうか。
ただし、選ぶポイントは容量かもしれません。
予冷時間がかかるため、すぐにまた作るのがむずかしい製品です。
たくさん作ってストックしたい、家族でたっぷり食べたいという場合は、一度にたくさん作れる大型の貝印を買うのもアリです。
貝印のアイスクリームメーカーを2種、どちらも手軽においしくできそうです。
食べきりサイズか、たっぷりサイズかで選ぶのがポイントですね。
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