本当は怖い彼のホンネ。最後に選ばれるのはこういう子【トイアンナのしくじり恋愛】
こんにちは、トイアンナです。
「最後に選ばれる」という言葉、私はてっきり結婚相手に選ばれることだと思っていました。
けれど人生単位で考えたらほんのスタートライン。
最後とは、文字通り「人生の最後」まで選ばれることです。
結婚した夫婦の35%が離婚するこの時代、結婚してからも彼の愛を巡るサバイバルは続きます。
……と、離婚してしまった女としてオンオン泣いています。
そこで今回は、周囲のうまくいっている夫婦からのヒアリングをもとにして「ぶっちゃけ人生の最後まで選ばれるのはこういう子」だと教えます。
ただしあまりにもヒヤっとする答えなので、結果が怖い子は見ないでね。
writer:トイアンナあなたは彼のお母さんにどこまで似ていますか?心の準備はできましたか?じゃあ進みましょう。
さて……あなたは彼のお母さんにどこまで似ていますか? もしあなたの金銭感覚、家事のやり方、キャリアプランが彼のお母さんに似ているなら「最後に選ばれる可能性が高い」といえます。
逆にあなたが彼のお母さんから遠くかけ離れているならば……うまくいかないわけではありません。
けれど、関係維持には努力が必要です。
「んな、マザコンじゃないんだから!」とツッコミたい気持ちはわかります。
男性だってこんな文章を読まされたら「俺、母親と同じになんてなって欲しくねえし!」と怒りを抱くでしょう。
私もこんなことを書くのはいやです。
けれど、あと1分耐えて読んでみて。
彼のお母さんは、彼の「家庭観」を定義するたとえば彼のお母さんが料理上手だったとしましょう。
そうすると彼は料理上手な母親を「当たり前」として育ちます。
生活レベルを下げるのが苦痛なように、彼はお母さんレベル以下の手料理を苦痛に感じざるをえないのです。
「んなもん、自分で料理しろよ」というのはごもっともです。
彼だってできればそうしたいでしょう。
けれどもし、「男の子なんだから、料理なんてやってないで外で遊んでらっしゃい」というおうちだったら? お母さんの存在は良くも悪くも、彼の「家庭とはこういうものだ」を定義してしまうのです。
たとえ彼が母親を嫌いでも、影響されるそして残念なことに、たとえ彼が母親を嫌っていても影響からは逃れられません。
たとえば私の元カレは、母親を憎んでいました。
彼を道具のように扱い、成績がよいときだけ評価してきたお母さんだったからです。
それでも彼は、ケーキからパテ・ド・カンパーニュまで自宅で作り、外でもバリバリ働く母親像から逃れられませんでした。
「朝から晩まで働くんだし、家事は外注でいいじゃん」という私に最初は賛成していました。
けれど理性でいくら「それいいね!」と思っても、彼は耐えられませんでした。
最後には、家で手料理をマメに作ってくれて、さらにそこそこキャリアで納得して働いてくれる女性を選んだのです。
そして私の「家事は外注でいいじゃん」という考え方も、私の母から引き継いだ考え方でした。
私も彼も、それぞれ実母を憎んでいました。
それなのに価値観は大きく影響されていたのです。
彼のために変わるな。
合う彼を見つけなさいといっても、今からパテ・ド・カンパーニュを作れなんて言いません。
彼のために変わろうとする、それ自体が長期的な関係では大きなストレスになるからです。
彼から選ばれようとするのではなく、自分の価値観と似た彼を探しましょう。
私が数々の失恋と離婚から得た学びは2つ。
彼氏ができたらさっさと親御さんには会うべきです。
そして彼の親御さんと金銭感覚や家事の感覚が合わなければ、「いくら彼を好きでも最後は一緒にいられない」と覚悟しましょう。
価値観を超えた愛は美しいものです。
けれど、そのためには一生努力せねばなりません。
あなたは自分の仕事を、家事を、妥協できますか。
「妥協ではなく選択だ」と割り切れますか。
私はそこまで苦痛が多い人と添い遂げるなら、今の自分に合う相手を選ぶべし……と思っています。
(トイアンナ/ライター)(ハウコレ編集部)