知っておきたいホームケア(4)打撲・ヤケドなどのケガ
打撲・ヤケドなどのケガ子どもの行動は想定外のことばかりで、子どもがころんだり、体をぶつけたりすることは日常茶飯事です。
しかし、ケガやヤケドは子どもにとって、痛いし、血が出たりして、大変ショックなできごとです。
傷の処置だけでなく、そのあとの症状の変化に注意しながら、子どもの様子を見ていきましょう。
目次・打撲・ヤケドなどのケガ・出血したときの基本的な対応・ヤケドへの基本的な対応・<ヤケドの注意点>・打撲への基本的な対応・<打撲したあと、家で子どもの様子をみる3つのポイント>・出血・ヤケド・打撲した際の心のケア・緊急を要する場合・<もしものときの電話番号>・同じ週に放送された番組記事講師:林幸子(国立成育医療研究センター救急センター副看護師長)子どもの突然の発熱、セキ、おう吐、ケガなど、子育てにはハプニングがつきものです。
そのようなときにあわてないため、まずは普段から子どもの様子を観察しておくことが大切です。
病気やケガのときでも、子どもが安心して過ごせるよう、ホームケアを知っておきましょう。
出血したときの基本的な対応出血している場合、清潔なガーゼなどで傷口を押さえ、止血します。
出血が止まらないようであれば、傷口を押さえたまま、病院へ行きましょう。
出血が止まったら、傷口を流水で清潔にし、ガーゼやばんそうこうなどで傷口を保護してください。
傷口が大きい場合も、病院を受診したほうが安心です。
頭や顔は、血管が多いため、傷が小さくても出血が多いことがあります。
ママもビックリするかもしれませんが、深呼吸などをして、あわてずにしっかりと傷口を押さえましょう。
ヤケドへの基本的な対応ヤケドの場合は、無理に服を脱がさずに、流水で冷やしてください。
ヤケドは思いのほか深い場合があります。
ヤケドをした部分に痛みや熱を感じなくなるまで、20~30分程度、十分に冷やしましょう。
<ヤケドの注意点>・水ぶくれがある場合は、破けると殺菌が入る場合があります。
できるだけ破れないように注意しましょう。
・顔にヤケドをしている、または、ヤケドの範囲が子どもの手のひらより広い場合などは、病院を受診してください。
打撲への基本的な対応打撲した場合は、保冷剤や氷水の袋などで患部を冷やします。
患部が頭やおなかのときは、吐き気や、意識状態を必ず確認しましょう。
頭や胸、おなかなどを強く打った場合、意識があり、大丈夫なように見えても、体の中で出血していて、とても危険なケースがあります。
体の外からは見えないので、子どもの顔色や呼吸、意識がしっかりしているか、子どもをよく観察しましょう。
子どもがケガをした直後に寝てしまい、寝たままの場合、意識を確認するために一度起こしてみることも必要です。
… : <打撲したあと、家で子どもの様子をみる3つのポイント>…>>12>>この記事が気に入ったら、こちらもチェック!今ならなんと初回20%off!「子ども服」をおトクに手に入れるには?定価で買うにはちょっと手がでないブランド服から普段着まで!すぐに着れなくなる子ども服は賢くget!関連リンク子どもの応急手当て(ケガと打撲の手当て)子どもの応急手当て(やけど・窒息の手当て)子どもの応急手当て(心臓マッサージと人工呼吸)子どもの応急手当て(救急車の呼び方)もしものとき子どもの命を救うために