いい恋をするためには「私ってこういうキャラだから」という思い込むべからず!
こんにちは。
沙木貴咲です。
職場や友人との間では、自然と「天然キャラ」「しっかり者」というキャラクターができあがるものです。
また、そうした役割を演じることで人間関係が円滑に回るところもあるでしょう。
でも、恋愛をするときは、そうしたキャラクターを意識する必要はありません。
「私ってこういうキャラだから」と気にすると、うまく進展するところもしなくなってしまいます。
writer:沙木貴咲model:後藤真由子■好きな人は『キャラクター』として見ていない筆者の友人には、自他ともに認める「お笑い担当」の女性がいますが、彼女を好きになった男性はお笑い要素をほとんど求めませんでした。
それよりは、彼女の容姿のかわいらしさや性格の明るさを魅力と思ったのだそうです。
これはつまり、自分を好きになる人が、自分が自覚するイメージのとおりに見ているとは限らないということ。
「私はお笑い担当」と思っていても、相手はそう捉えていない可能性があるんです。
また、そもそもキャラクターを意識して人を好きになったりしません。
周りが真面目でお堅いキャラと見ていようが、好きになれば関係ないのです。
■「私って〇〇キャラじゃないですか」という弊害女性の中には、自分から「私は〇〇キャラです」とアピールする人もいますが、こと恋愛に関しては逆効果だといえます。
たとえば、男女が集まっての食事会や婚活パーティーに行ったとして、自己紹介で自分のキャラを決めつければ、恋の可能性を狭めてしまうでしょう。
みんなに同じ顔を見せているつもりでも、女友達と初対面の男性とでは、絶対に見せる表情が違うはず。
「私はお笑い担当」「しっかり者」というキャラは思い込みでしかない場合もあるんです。
恋をするときはキャラクターを外して、ありのままの自分を見てもらうようにするのが一番ですよ。
■恋愛とは人間関係。
でも友人同士や仕事仲間とは全然違う恋愛とは結局のところ、人間関係です。
しかも、本音や素の部分をさらけ出して理解し合おうとするので、人間関係の中でも一番複雑だといえるでしょう。
その証拠に、人を好きになると嫉妬や独占欲に翻弄されたり、理性ではコントロールがきかない部分が出てきたりするはず。
恋人とうまく付き合いたいと望めば、誰もが自分の心と向き合うことになり、真剣に相手と分かり合おうとするものです。
一方、友人同士や仕事の付き合いでは、そこまで本音をさらけ出すことがありません。
趣味や仕事がスムーズにできれば良い関係だといえるので、必要以上に深入りしたりもしないでしょう。
ある意味、「天然キャラ」「しっかり者」というキャラ付けをするからこそ、お互いに役割分担ができて適度なお付き合いが実現しているのです。
逆を言えば、手っ取り早く仲良くするために「キミは〇〇キャラ」と設定しているともいえます。
■恋をするときは、シンプルな素の『わたし』でキャラクターを意識してしまう人は、自分に自信が持てなかったり、恥ずかしがり屋だったりするかもしれません。
キャラ付けをすることで自分を守り、良く見せることができているのでしょうが、恋をするときは素の『わたし』をむき出しにしたほうが良さそう。
恋の可能性は広がって、自分でも気付けなかったところを魅力として見つけてくれる人が現れるはずです!(沙木貴咲/ライター)(ハウコレ編集部)