長くラブラブでいられるコツは「自分の気持ちにウソをつかないこと」理由と方法
なんとなく好きになって、なんとなく付き合ってみようかなと思って付き合って、3ヵ月や半年で別れたというのは、その交際にあなたが未練がなければ、恋の練習と思って忘れてしまうといいです。
でも、彼のことが好きで長くラブラブでいたいのにうまくいかない時、そういう時は「自分の気持ちにウソをつかないこと」について考えてみることをおすすめします。
writer:ひとみしょう■欲しいと思ったものをすべて買うことではない自分の気持ちにウソをつかないというのは、たとえば欲しいと思ったものをすべて買うことではないです。
それは単純に欲を満たすために行動するということであって、自分の気持ちにウソをつかないということとは別のことです。
自分の気持ちにウソをつかないというのは、自分に正直になるということです。
つまり「本当は」自分はどう思っているのだろう、というのを知るということです。
たとえば、わたしは本当に彼のことが好きなのだろうか?と自分に尋ねてみるということ。
その答えがYESなら、次の自分への質問はたとえば「本当は彼氏がいないと淋しいから彼と付き合っているの?」です。
この質問なら、100%NOと答えることができる人とか、30%YESと答える人とか、いろんな人が出てくると思うんですよね。
淋しいから彼氏が欲しいとか、彼氏がいないと恥ずかしいから彼氏にいてもらいたいと思うとか、そういう気持ちがまったくない人って、いないようでいるから。
■たとえばどんな答えが出てくるのだろう?でも、淋しいから彼氏と付き合っていたいという気持ちって、なにも悪い気持ちではないです。
きっと世間にはそういう気持ちを良く思わない人だっていると思うんだけど、こういう気持ちって良いとか悪いとか、そういうふうに判断する気持ちじゃないから。
淋しいから彼氏が欲しい――それでいいじゃないですか。
では次の質問。
「自分はなにが淋しいのだろう?彼氏という心を温めてくれるパートナーがいるにもかかわらず、なにをそんなに淋しがっているのだろう?」このへんからやっと、自分の気持ちに正直になるコツのようなものが見えてきます。
なぜならこの質問に正直に答えようと思えば、自分の心のちょっと奥のほうと向き合うしかないから。
たとえばどんな答えが出てくるのだろう?たとえば、彼氏なしで生きるという選択肢もあるのはわかっているけど、自分が本当はなにをしたいのかわからないから、そういう状態にいることに淋しさを覚えます――とか?あるいは、高校生の頃の経験を20歳を過ぎても覚えていて、その経験がもとで生きていること自体がなぜか虚しく思えるから、せめて彼氏をつくって彼に抱きしめてもらえる時がないと淋しさでカラダがバラバラになりそうだ――とか?■人は、その人が持っている「感じ」が素直に出ている人に惹かれるちょっと重ための例を2つ出しましたが、このように、自分の気持ちを正直に見つめていくと、おそらくみなさん、彼氏と付き合っている理由が見えてくるはずなんですよね。
2つ目の例に挙げた高校生の頃のことであれば、それをそのまま彼に話して抱きしめてもらうといいです。
そしたらかなり深い交際ができます。
つまりみんな、自分の心の奥のほうにあるものを彼氏に見せていないんですよね。
彼氏もおなじで、自分の心の奥のほうにあるものを彼女に見せていない。
見せていない理由はきっと1つで「こんなことを言うとドン引きされるかな」と恐れているから。
ドン引きなんかされないので大丈夫です。
ドン引きされるどころか、今よりもっとラブラブになれます。
なぜなら人は、その人が持っている「感じ」が素直に出ている人に惹かれるから。
自分が持っている「感じ」を正直に出そうと思えば、つねに自分の気持ちに正直であることです。
たったこれだけのことで、かなり長くラブラブでいられます。
(ひとみしょう/作家)『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)