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彼にとっての「理想」になりたいなら、彼にとっての「普通」を目指そう

彼にもっと愛して欲しい!彼にもっと好きになって欲しい!せっかく恋人同士になれたのですから、もっともっと仲良く深い関係になりたいですよね。

ですから彼にもっと好きになってもらおうと、髪の毛やメイクを変えたり、ダイエットに励んでいる人もいるでしょう。

その気持ちはとってもよくわかるのですが、ちょっと立ち止まって考えてみませんか?彼は本当にあなたに「もっと綺麗に・もっと可愛く・もっと自分好みになって欲しい」って思っているんでしょうか?writer:川口美樹model:林侑里奈理想の人は必ずしもピッタリと合う人とは限らない人は誰しも「こんな人と付き合えたらいいなぁ」という理想の人物像を持っているものです。

でもその人と実際に付き合うことになったら、本当に嬉しいでしょうか?会ってしまうと緊張してしまい、うまく話せず、しどろもどろになってしまう。

嫌われたくない一心で自分らしさは出せないし、彼が素敵すぎるが故に他の人に取られちゃう不安にもかられます。

尊敬しすぎていて思考は停止してしまい、仕事は手につかない状態になり、逆にストレスフルになってしまうのではないでしょうか。

そう、理想の人はあくまでも理想の人であって、決して付き合ったらうまく人、ではないんですよね。

それは彼にとっても同じこと。

あなたが彼にとっての「理想の人」になる必要は全くないんですね。

彼の本当の理想は、あなたがただただ普通であることでは彼にとってかけがえのない存在になろうと思ったら、どうしたら良いのか?答えは簡単、先ほど挙げた理想の相手への反応と、反対の反応になるような彼女になればいいんです。

緊張せずにリラックスして、なんでも気軽に話せる存在。

自分らしさが出せて、他の人に取られることが心配になることのない安心感がある存在。

関係は対等で尊重しあえて、あなたとの関係が彼の原動力になる、そんな存在です。

そして、あなたが「普通であること」こそが、あなたを彼にとってのそんな存在にさせてくれるのです。

それこそが、彼が「本当は」望んでいる理想の相手の条件なのです。

あなたがあなたでなくなれば、それが一番悲しいことです彼はあなたが「自分にとっての理想の人になりそうだから」付き合ったのでしょうか?違いますよね。

「あなたがあなただから」付き合ったのではないでしょうか。

もちろん、より魅力的な人間でいるために、勉強をしたり新しいことをチャレンジしたりすることは悪いことではありません。

ただそれが「彼に好かれるために」行う行為になってしまうと、ボタンの掛け違いが始まってしまうのです。

背伸びをして、肩肘を張って、頑張って踏ん張って、その結果、あなたがあなたでなくなることが、彼にとっての一番の不幸なんです。

背伸びをせず、肩肘を張らず、等身大のあなたのまま向上しようとしていくから、彼はあなたのことを尊敬し、もっと好きになるのです。

それと同時に、彼に「無理をさせること」もしてはならないのですけれど、ね。

(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)

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