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彼氏イケメン化計画「甘えて頼って感謝する」の3連コンボが彼を「漢」にする

「どうせ付き合うならいい男と付き合いたい」それが全ての女性の願いだと思います。

ただあなたも出会ったことありませんか?「いいなぁ」と思った人はだいたい既婚者か彼女持ち、というケース。

これは男性のストライクゾーンが広く(10人女性がいれば、8人ぐらいが恋愛対象になる)、女性のストライクゾーンが狭いこと(10人男性がいれば、そのうちの1人か2人に人気が集中する)にも起因しているのですが、意外と知られていないのは、「いい女は一人でも出来上がるのに対し、いい男はいい女によって作られたものだ」ということです。

そう、いい男をGETした女性がいるというよりは、いい男になりそうな男をいい女がいい男に育てた、というケースの方が圧倒的に多いんです。

ですから「いい男と付き合いたい」と思ったら、いい男を捕まえるよりも、これから出会う男、ないしは今の彼氏をいい男に仕立て上げていくことの方が、よっぽど現実的な作戦なんですよね。

writer:川口美樹model:三方優加model:バンダリ亜砂也彼氏に自信をつけてもらうためには、あなたの甘えが必要これは全ての人間に当てはまることなんですが、人が自分に自信が持てる時って、「誰かに頼られてそれが役に立ったと実感した瞬間」なんですよね。

なぜなら人間は根源的に「自分が価値ある人間だと思いたい」という承認欲求を持っている生き物だから。

一生懸命自分の夢を追い続ける人も、ナンパをし続けて経験人数を自慢する人も、根源は同じで「自分には価値があるんだ」ということを証明したくて頑張っているわけです。

あなたの大好きなカレも漏れなくそうです。

特に男性は「力の欲求」が強いので、誰かの役に立てることを渇望しています。

そこであなたの出番なわけですが、あなたが彼に甘えれば甘えるほど、頼れば頼るほど、彼は「人の役に立てている実感を持ち」自分の自信に変えていくことができる、というわけです。

どうです?いい男を育てるって聞くと難しいかもしれませんが、甘えて頼るぐらいならできそうじゃありませんか?甘える時には自分でもできることを「あえて」依頼するここでの「甘える」というのは、あなたが一人でもできそうなことを、わざわざ彼にやってもらうということを指します。

例えば、ジャムの瓶の蓋が開かない時に「ふぬガァっ!」と自分で開けてしまわないで、彼に「ねぇ、開けて?」っておねだりするようなイメージ。

これが効果的なのは、「もうしょうがないなぁ。

俺がいないとダメなんだから」と彼の自尊心をくすぐることができる点にあります。

「何もできないような女に見られたくない」という気持ちはわかりますが、一旦脇におきましょう。

別に彼にあなたを見下す意図はないのです。

素直に頼られて嬉しいのが気恥ずかしくて、ディスってその感情を誤魔化そうとしてしまうんです。

子どもみたいなもんだと思って、温かく見守ってやってください。

ちなみにこれには浮気防止の効果もあるんです。

人って手をかけたものは手放せなくなってしまうので、手がかかればかかるほど、そのものへの愛着って増していくんですよね。

頼る時には自分にはできないことを「真剣に」依頼する一方の「頼る」は、あなたが一人でできなさそうなことを、相手のことを尊敬・尊重しながら手伝ってもらうことを指します。

これは甘えることよりも効果が高いです。

甘えることの威力がジャブなら、頼ることは脇腹にボディブローをかますぐらいの威力があります。

なぜならそれが彼にとって「自分じゃないとできないことだから」です。

ジャムの瓶の蓋を開けるのは最悪自分じゃなくてもできますからね。

だから彼に頼るときは、ある程度真剣な依頼の方が好ましいです。

「今度仕事で大事なプレゼンを控えてるんだけど、〇〇くんに助けてほしいからアドバイスもらえないかな?」といった具合でしょうか。

この「“他でも誰でもない俺”が役に立つ」というのがとても大事なのです。

これで、「〇〇くんのおかげでプレゼン自信持ってやれたの!」なんて言われた日にゃ、自己肯定感がグイグイグイー!と上がっていく音すら聞こえてきますよ。

感謝されることは、自信を促す最高の栄養素甘えがジャブ・頼るのがボディブローなら、感謝することはアッパーカットです。

この3連コンボが決まったら一発KO間違いなしです。

自信をつけるのは褒めるのがいい、という主張もあるのですが、実は「褒める」という行為は、上の人が下の人を評価する、という意味合いが含まれてしまうので、万能では無いんですよね。

逆に、一度褒められてしまうと、その基準を超えないと褒めてもらえないんだ、という誤解を招くことになり、それがストレスになって頑張れなくなり、自信を失う結果に繋がってしまう可能性もあるんです。

心理学の世界では、人の自己肯定感を最も育むのは「ありがとうと言われることだ」ということがわかってきています。

なぜなら「ありがとう」は成果に対しての評価ではなく、存在そのものの肯定をすることができる言葉だからです。

彼がすごくてもすごくなくても、私はあなたのことを「有難い」存在だと思っている、その事実こそが彼の心の奥底にある、「価値ある人間だと思われたいから頑張っている、、、でも自分はダメな存在かもしれない」という葛藤を癒してくれるのです。

彼をいい男にしたければ「心から」甘えて頼って感謝せよ甘えて頼って感謝するだけ?そんなんで本当にそんなすごい効果があるの?と思われるかもしれませんが、まじで絶大な効果があります。

しかし、破壊力が抜群な分、誤った使い方をすると双方が怪我をしてしまう方法でもあります。

大事なことは、甘えることも頼ることも感謝することも、あなたの心からの気持ちでなければ伝わらないということです。

「これをすればいい男に育つのね、グフフ」というヨコシマな気持ちがあると、それは彼に伝わってしまいます。

日々のさりげない行動の中で、ちょっと意識して甘えてみる、頼ってみる、感謝することを繰り返していくことが重要なんです。

千里の道も一歩から。

いきなり効果が出るわけではありません。

毎日の地味な作業が、強固な基盤を作ってくれるのです。

そして、あなた自身がそれを無意識にできるようになった時に初めて、彼が前よりもいい男、いえ、「いい漢」になっていることを実感できるのです。

(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)

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