産後ケアサービスを利用しよう(2)ママの体と心助産師に相談しよう
助産師は、産後の女性の体のスペシャリストです。
産後の体と心で困ったら、出産した施設の助産師に相談してみましょう。
里帰りなどで出産した施設から離れてしまった場合は、住んでいる地域の助産師や助産院を頼ってみましょう。
目次・助産師に相談してみよう・地域の助産師とつながりを持とう講師:市川香織(文京学院大学准教授)初めての出産、待ったなしで始まる子育て。
産後ママが困ったとき、どこに相談すればいいのでしょう?そんなママたちを助けてくれる産後ケアサービスをご紹介します。
助産師に相談してみよう助産師はどのような仕事をしているのか、埼玉県和光市にある助産院を訪ねてみました。
この助産院で産んでいる人もそうでない人も、多くのママたちがさまざまな悩みを抱えて相談に訪れています。
この日は、自分の体調のことがちょっと心配なママが相談にきていました。
病院に行くほどではないけど、気になる症状があるそうです。
ママ「腰が痛くて、お風呂の後に水漏れをしたり。
骨盤や筋肉が緩んでいるのかなと思います。
」助産師「骨盤底筋を鍛えないと、自然には戻りませんよ。
」このように、助産師はママの体の悩みをしっかりと聞いて、その人に合ったアドバイスをしていきます。
こちらのママは、子育てで不安なことがあると、真っ先にこの助産院に相談にくるそうです。
ママ「助産院があると安心感があります。
以前、出産前のナイーブな時期にふさぎ込んでいたのですが、先生の助産師さんと話ができて大丈夫だと思えました。
」ママたちの気持ちに寄り添ってくれる助産師さんは、安心できる存在なんですね。
何もかも助産院で完結しようと思ってはいません。
大丈夫なことは大丈夫と伝え、すぐに病院へ行きなさいとアドバイスすることもあります。
調整役のようなものだと思っています。
病院に聞くのは敷居が高いけど、助産師になら聞いてみよう、そう思っていただければと思います。
(助産院院長助産師伊東優子さん)地域で活動する身近な助産師さん。
普段からいろんな相談を聞いているからこそ、このような調整役ができるのですね。
地域の助産師とつながりを持とう助産院で活動する開業助産師、家庭まで訪問してくれる助産師など、助産師はいろいろな形で活動しています。
保健センターで、その地域で活動している助産師を知ることができるので、まずは聞いてみましょう。
ママが笑顔で子育てできることが一番!まずは、相談することから始めましょう。
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