元カレの連絡に心がグラついたのに、結果今カレとの関係を深めることになった話
「ピコン」ふとした瞬間にやってくる悪魔の囁き、その名も「大好きだった元カレからのLINE」。
このタイミングで過去の恋に未練がある人、あるいは今カレとの関係が冷めてきてしまっている人は、イケナイことかな?と思いながら会いに行ってしまった。
「その人とはその日は何もなかったのですが、やはり元カレと会うのは楽しいです。
それでも会うべきではないと思いますか?」そんな女性(以下、Eさん)の相談に乗った時のお話。
writer:川口美樹そもそも「なんでこのタイミングに限って」連絡が来るの?Eさん「実は、こういうこと初めてじゃないんです。
元カレの前のカレからも連絡がきたことがあって。
それも今回みたいに、今カレ(に当たる人)とうまく行ってない時でした」川口「そういうのって引き寄せちゃうんですよね」Eさん「引き寄せってあの“引き寄せの法則”ですか?」川口「そうですね。
信じる信じないはどちらでもいいのですが、人の意識とはどこかで繋がっているもので、『今カレとうまくいってない自分を満たすための何か』を引き寄せちゃうんですね。
それがEさんの場合は、二回とも元カレからのLINEだったというわけです」Eさん「無意識的に、今の寂しさを別の何かで埋めようとしてしまっているんですね」川口「特に、元カレからの連絡が来る場合、過去に“完了できなくて消化不良になっている”ことが多いですね」過去の恋愛をきっちり完了させる必要性についてEさん「自覚はあります。
過去の二回とも些細なすれ違いが原因だったんですが、向こうからの突然の切り出しだったので、納得のいく回答を得られないままなんとなくお別れしてしまったんです」川口「過去にしがみつき、今に不満を漏らしながら、未来について不安を抱く…」Eさん「うわぁ…私が一番嫌いなタイプのおじさん、、、わたしがそれになろうとしてますね」川口「(笑)。
Eさんは今、今カレか元カレかの2つの選択肢しかないと勝手に思い込んでるんです。
だから悩んでしまいます。
別に今カレとうまくいっていないからといって、元カレと付き合い直す理由にはならないですよ」Eさん「…!確かに!」川口「大事なことは、過去にしっかりけじめをつけて来ることです。
そのために会いにいくのなら、僕はむしろいった方がいいと思います。
過去を完了させていかないと、この先の未来もずっと“過去”という呪縛霊に憑かれ続けますよ」Eさん「ヒィ!悪霊退散したいです!でも実際に会ったら何話したらいいか…」過去を一発で完了させるLINEの返信の仕方川口「まず大前提として、大切にしたい人だからこそ、非情になって縁を切るんだという意志を持つことが大事です。
元カレにとっても、結局はうまくいかなかったEさんとの関係をズルズル引きずっていいことはありません。
相手の幸せを願えばこそ、『わたしじゃないんだよ』と伝えないといけないんです」Eさん「うぅ、それはなかなかハードルが高いですね」川口「簡単ですよ。
『わたしには今大事な人がいるから、あなたとやり直すことはできない。
でも直接会って聞いてみたいこともある。
それでもよければ会いましょ』と一本LINEを送ればいい」Eさん「これ、このまま使わせてもらっていいですか!」川口「どうぞ(笑)。
それで返信なく引き下がるようならそれまで、『俺も話したいことがある』と真面目なトーンできたら、過去を完了させるために会うのもアリでしょうね」Eさん「そうですね、相手の真剣度もわかりますね」そして今カレと向き合うチャンスであると思え川口「と、同時に、こっちの方が大事だと思いますが、今カレと“2人がうまくいってないこと”についてきちんと話し合わなくてはいけません」Eさん「う、やっぱり?」川口「そこを避けてきたから今回こういう状態になってるわけなので、そこをしなかったら何の解決にもならないですよ(笑)。
それともまた同じ失敗を繰り返します?」Eさん「それは嫌です!」川口「今カレと元カレの間で揺れる問題は、ほとんどの場合が“同じことを繰り返している”ケースで起こるんです。
先ほど引き寄せの話をしましたが、元カレから連絡が来たってことは、今が変わるチャンスだよという神様からのメッセージを引き寄せた、とも解釈できますね」Eさん「そっか、そう思えばいいんですね!このチャンス活かします!」川口「きっと、いい方向に転がっていくと思いますよ」後日、Eさんから「元カレからは既読スルーされています(笑)が、逆に吹っ切れました。
今カレとはきちんと話し合いができたので、前よりも関係が良くなったと思います」とのご報告をいただきました。
恋愛をしていると予想だにしないことがたくさん起こりますよね。
その事実から逃げずに、どう受け止めて対処していくのかで、あなたの恋愛の未来はゴロッと変わります。
もし、「わたしも相談してみようかしら」と思う人がいたら、気軽にTwitter(@kawaguchi_AAA)までDMを飛ばしてくださいね。
それでは。
(川口美樹/ライター)(ハウコレ編集部)