ハウレコ

「どこになにが売ってあるか」を知ると彼ともっとラブラブになれる

何回かにわたって、彼といまいちラブラブになれないのは自己肯定感が低いからだということをお届けしてきましたが、まだ残暑が厳しいこの季節に、自己肯定感なんてシブイことを読んでもむさくるしいだけで、嬉しくも楽しくもない人もいるでしょうから、今回は軽めのことを書こうと思います。

軽めといっても「世界観の広さ」と「ラブラブ」の関係という、軽いんだか軽くないんだかよくわからないことについて。

writer:ひとみしょう■なにも女子全員が読まなくてはいけないものではないから彼といまいちラブラブになりきれない理由のひとつは、世界観の狭さです、というお話です。

世界観が狭いと、狭い範囲のことしか想像できなくなって、結局つまらないことで彼とケンカしてしまったり、彼とつまらないことで遠慮しあったりして、ラブラブの手前にある壁をふたりで乗り越えられない――ということは、世界観を広げてあげるといいという、とてもシンプルなお話です。

世界観を広げようと思えば、むかしから言われているように新聞を読んだりテレビのニュースを見たりすればいいのですが、でも今さら女子に向かって新聞もなければ、テレビのニュースもないだろうと思うんですよね。

そういうのは、新聞やテレビのニュースに、身につまされる出来事が語られていると実感できる人だけが読むといいのではないでしょうか。

たとえば株をやっているとか、あるいは自分が勤めている会社が新聞に載っちゃったとか、そういう人が読むといいものであって、なにも女子全員が読まなくてはいけないものではないです。

■コンビニじゃなくて100均でもいいです男女問わず、世界観を広げようと思えば、どこに何が売られているのかを知るといいです。

たとえばデートの待ち合わせのとき、5分くらい時間があれば、待ち合わせ場所の近くにあるコンビニに入って、どこの棚に何が売られているのかをチェックする!コンビニって、昨日まであった商品が今日にはもうないとか、商品の入れ替えのサイクルが早かったりするし、そのサイクルは人々が欲しているものをもとにされていたりします。

つまりコンビニのどの棚に何が売られているかを知るというのは、世間の動向を知るということで、これは場合によってはテレビや新聞が教えてくれない生の情報です。

コンビニじゃなくて100均でもいいです。

100均に行くと、こんな便利なグッズが100円で売られているんだ!と感動を覚えることがあると思うけれど、そういう感動を味わいつつ、100均を散策してみるといいです。

■広い世界観はあなたのことを裏切らないからそしたら、おしゃれなラッピングを施してプレゼントを贈ってくれている子が、どこでそのラッピング資材を買っているのかがわかると思います。

たいてい100均で買っています。

どこで何が売られているのかがわかると、彼氏にプレゼントを贈るとき、自分でラッピングしてみようかなという気になることもありますよね。

そう、どこに何が売られているのかを知るというのは、つまり、自分ができることを具体的に1つずつ増やすというのと同義なんです。

恋愛って、これまでも何回も言っているように、具体的に自分ができることを増やしていくことでうまくいくようにできています。

たとえばつくれる料理のレパートリーが増えたほうが恋愛は楽しいです。

彼のおうちにお泊りしたとき、何か夜食をつくるとなった場合、彼の冷蔵庫の中の数少ないアイテムで何がつくれるのか、瞬時にひらめいたほうが楽しいでしょ?それができなかったら、彼と「どっちがコンビニに行くのか」で揉めるわけでしょ?すっぴんでコンビニに行きたくない彼女と、めんどくさがり屋の彼氏とで揉めるわけでしょ?恋愛に限らず言えることだけれど、世界観は広ければ広いほどいいものです。

たとえば努力はあなたのことを裏切ることがあるけれど、広い世界観はあなたのことを裏切らないから。

だから安心して「どこに何が売ってあるか」探索してみて。

(ひとみしょう/作家)『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)

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